健康モーニング79号
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理事長 木村 隆2 KKCヘルスネットワーク No.79(2012. 1) 新年のごあいさつ 新年、明けましておめでとうございます。皆様には新しい気持ちで新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。 昨年は東日本大震災とそれに引き続く原発災害、また、9月には紀伊半島の水害と大災害が重なりました。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。また、海外ではギリシャを発端としたEUの財政危機は、リーマンショックに引き続き世界経済を苦しめています。 さて、そのような厳しい環境の中、KKCはお客様のご指導の下、健康管理商品サービスの改善に努めています。まず、健康診断事業は環境配慮を継続し、環境コミュニティプランで社会貢献を図っています。次に、健康診断結果閲覧ソフト「KKC ADVICE」のExcel版の運用を始め、事業所毎の所見を厚生労働省の全国集計やKKC集計と対比できるようにしました。また、好評の血液オプション検査bPlusはご要望にお応えし、項目を追加し、低価格としました。さらに、今期中にX線検査は名古屋健診クリニックを除き被曝量の少ないデジタル化が完了するほか、新年には、職員の力量向上に研修センターを開設し、サービス充実に努めます。 災害復興、財政危機、そしてTPP、どれをとっても利害調整が難しく、大胆な施策は困難なようで、継続課題の年金、医療、福祉といった社会保障も明快な解決策は打たれていません。昨年の暗いニュースの中でなでしこジャパンの大活躍がありました。諸外国に比べ貧弱なトレーニング環境で精進されたことが賞賛されています。環境が整わなくても健康は万人の願いです。KKCはどのような環境にあっても切磋琢磨し、皆様の健康作りを支援いたします。本年も引き続きご指導ご支援賜るようお願いして、新年のご挨拶とさせて頂きます。

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