健康モーニングNo89
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健康モーニング新年2017年 新年、明けましておめでとうございます。皆さまには新しい気持ちで新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。 昨年のアメリカ大統領選挙は、ドナルド・トランプ氏が次期アメリカ大統領に選ばれました。日銀の経済報告では「米新政権による積極財政期待で米国の株価や長期金利が上昇する一方で、日銀の長期金利コントロールで日米金利差が拡大し、円安になり日本株を押し上げている状況にあり、日本経済や物価への影響をしっかり注視する」と説明されています。月例経済報告でも、2016年末までは、ドル高からくる円安により輸出・製造業を中心に企業業績に伸びが予想されるものの、新興国経済の減速の影響などからの鈍化がみられ、景気の先行きの不透明さは予断を許さない状況にあるとされています。 このような社会環境のなか、我が国が直面している深刻な人口減少への取組みも国家的課題であり、経済産業省からは「企業における健康経営ガイドブック改訂版」が示され、厚生労働省からは「データヘルス計画作成の手引き」が公表されています。企業が持続的成長を遂げていくには、労働力の量と質の維持・確保が重要であり、KKCは常に『お客様の視点』に立った改革・改善を行い、「健康経営」のサポートが出来るプロ集団になるよう努めております。 その取組の一つとして、本年4月1日からKKC新基幹システム「Merbs」を稼動致します。KKCは年間約100万人以上の大切な個人(医療)情報を多重化したセキュリティ環境により、クラウド上で維持・管理します。将来的には、皆様のお手元から直接健診データの閲覧を可能とし、必要に応じてお役立ていただくことで医療費抑制に繋げるなどCSRの推進に努める所存でございます。 又、昨年度は“KKCができうる最高の医療精度とこころからのおもてなし”をコンセプトに、名古屋商工会議所ビル最上階に「ウエルネス名古屋健診クリニック」を開設し、1年を迎えました。お陰様でご利用いただいた皆様からご好評を頂いております。KKCでは東京・名古屋・大阪などのメガシティに同様のクリニック拠点を置き、皆様の健康診断データを一元管理でお届けしております。又、三重に開設しております「健康スクエア」での脳ドック受診者は1000名を超え、疾病の早期発見に大きく寄与する成果を上げさせて頂いております。 私どもKKCは、医療精度の確保は無論のこと、健診時間の短縮や分り易い結果説明とアフターフォローなど、お客様の快適と安心をご提供できる仕組みを整えて参りました。 誰もが安心して健康に働くことができ、お客様と喜びを共有できることを願ってやみません。これからも皆様から一層の信頼とご支援を頂戴し、安心と安全を兼ね備えたサービス提供で、お客様になくてはならない健康診断機関となることを役職員が一丸となり目指して参ります。本年も引き続きご指導ご支援を賜りますようお願いして新年のご挨拶とさせて頂きます。理事長 木村 隆2 No.89(2017. 1) 

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